牡蠣は「海のミルク」と呼ばれるほどミネラルが豊富に含まれる食品です。
牡蠣を食べると二日酔いしにくいとか牡蠣は二日酔いに効くなど言われますが、
その理由を解説していきます。
目次
牡蠣は海のミルクと呼ばれるほどミネラルが豊富な食品
牡蠣は海のミルクといわれるほどミネラルが豊富に含まれる食品で,主な栄養素として
亜鉛・タウリン・グリコーゲンなど含まれています。
その他、体づくりの基本となるタンパク質やエネルギー代謝をスムーズにする
ビタミン類など体を正常に保つのに欠かせない様々な栄養素を含んでいます。
牡蠣を食べると二日酔いにならない理由は?
牡蠣にはタウリンとグリコーゲンの2つの成分が含まれています。主にこの2つの
成分の働きが二日酔いに効果をもたらします。
タウリン
タウリンの主な働きは体内バランスの調節です。コレステロールを減少させたり
視力回復や肝機能の向上・インスリン分泌の促進など体内を一定の状態に維持して
くれる働きをします。
グリコーゲン
グリコーゲンは多数のブドウ糖が複雑につながった多糖類のことで人間の体に
欠かすことのできない重要な栄養素です。普段は肝臓や筋肉に蓄えられていて、
運動を行う際のエネルギーとなったり、血糖維持・肝臓や脳の機能を活発化させる
など様々な働きをします。
牡蠣の栄養成分表
(牡蠣可食部100gに含まれる主な栄養成分)
[table id=8 /]
※出典:文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂)
牡蠣を食べると二日酔いにならないって本当?2つの理由を解説!:まとめ
このように牡蠣にはタウリン・グリコーゲン・亜鉛が含まれているため二日酔いに
効果があることが分かりました。
牡蠣の食べ方としては、生食・焼きカキ・カキフライ・カキ飯・カキ鍋・
カキカレーなどお料理のメニューも幅広いです。
ぜひ、牡蠣を美味しく食べて二日酔い予防に役立ててくださいね。